2022年6月15日水曜日

東方星蓮船(全17曲)を配信

東方VGSで東方星蓮船の全17曲を配信しました。

配信順に並べるとこんな感じです。
  1. '22.03.31 春の湊に
  2. '22.04.06 小さな小さな賢将
  3. '22.04.11 閉ざせし雲の通い路
  4. '22.04.15 万年置き傘にご注意を
  5. '22.04.20 スカイルーイン
  6. '22.04.25 時代親父とハイカラ少女
  7. '22.04.28 幽霊客船の時空を越えた旅
  8. '22.04.30 キャプテン・ムラサ
  9. '22.05.06 魔界地方都市エソテリア
  10. '22.05.13 虎柄の毘沙門天
  11. '22.05.15 法界の火
  12. '22.05.23 感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind
  13. '22.05.27 夜空のユーフォーロマンス
  14. '22.06.07 平安のエイリアン
  15. '22.06.11 青空の影
  16. '22.06.12 妖怪寺
  17. '22.06.15 空の帰り道 〜 Sky Dream
今回は全ての楽曲の解説をブログに残してみよう...と、考えて平安のエイリアンまでは真面目に書いていたのですが、割と面倒大変なので青空の影以降は省略しました^^;

「感情の摩天楼」以降、YouTubeの動画を楽譜付きで配信するようにしたので、ややハイコンテキストですが楽譜配信できればテキストで解説するよりも分りやすいかなと。

ブログを書く手間と比べれば楽譜動画を作るのは簡単です。普段からチェック用に作っている動画を見せる用に少し編集するだけで、動画編集はOS付属のソフト(iMovie)で簡単にできます。

ブログを書いた目的はシンプルに流入増加(プロモーション)だったのですが、思っていたよりも効果が低かったというのもあります。
1日あたりのインストール数の推移

赤い四角で囲っている星蓮船の配信期間は、概ね横ばいだったことが分かります。(ただし、私のブログの場合、書いた当初よりも書いてから半年なり1年なり2年経過したあたりで伸びる傾向があるので、短期の観測では測れないとも思いますが...例えば最近だと2019年に書いたZ80の記事が結構読まれています)

過去のインストール数の増減傾向を改めて見てみると、地霊殿の時はラストリモート辺りに手をつけるまで(1〜3月)は下降トレンドで、3/5に地霊殿のラストリモート、3/13にハルトマンの妖怪少女と立て続けに人気曲をリリースした事でパルス的な増加があったことが分かります。

これは考えるまでもないことですが、人気曲中心でリリースしていけば流入効果が高いだろうということが伺えます。だからといって、既に人気がある曲ばかり配信する路線にはしません。

その理由は、人気が高い曲よりも、人気ランキングが低い曲をやっていた方が一発当たった時のパンチ力がデカイという風に考えているためです。(Bad Apple!!の例もありますし)

参考までに、星蓮船の楽曲の人気順は第16回の人気投票の結果によると以下のような感じです。
  1. 感情の摩天楼(18位)
  2. 春の湊に(41位)
  3. 平安のエイリアン(51位)
  4. 幽霊客船の時空を越えた旅(93位)
  5. 万年置き傘にご注意を(95位)
  6. 夜空のユーフォーロマンス(120位)
  7. 法界の火(144位)
  8. 小さな小さな賢将(149位)
  9. 虎柄の毘沙門天(154位)
  10. キャプテン・ムラサ(162位)
  11. 魔界地方都市エソテリア(167位)
  12. 時代親父とハイカラ少女(226位)
  13. スカイルーイン(270位)
  14. 空の帰り道(304位)
  15. 青空の影(335位)
  16. 閉ざせし雲の通い路(346位)
  17. 妖怪寺(522位)
一番人気が高いのは「感情の摩天楼」ですが、東方VGSの流入効果が最も高かったのは「幽霊客船の時空を超えた旅」でした。(150インストール/日を超えて再開して以降では1日あたりの最大のDL数を記録)

人気が高い曲をやれば流入が増える訳ではないことが、客観的に見てもよく分かります。(むしろ、春の湊にを配信した時はダウントレンドをキープしてますね...orz)

私は全曲やるつもりなので、「どの曲が人気を得やすい」とかそういう次元のことをそもそも気にする必要は無い訳ですが、データで見ても曲自体の人気と流入効果の間には相関関係が無さそうなので、プロモーション軸でも気にする必要は無さそう。結局アレンジが上手くできるかどうかだと思っていて、実際「幽霊客船の時空を超えた旅」のアレンジは我ながら結構上手く出来たんじゃないかと思います。

2022年6月9日木曜日

ホテル暮らしについて考えてみる

8月初旬に移住することが決定しました。

引越し業者の見積り & 搬出日付も決めて契約完了。

当初、

  1. 引越し日の午前中に搬出
  2. 引越し日の午後にアパートの明け渡し

というスケジュールにしようと考えていたのですが、引越し業者さんが「遠距離の搬出は午後(夕方)の方が良い」とのことだったので、搬出日に近所のビジネスホテルで一泊して翌日明け渡す方向でリスケジュールしつつ、近所の適当なビジネスホテル(安かったのでAPA)を予約しました。

こういう機会でもない限り、近所のビジネスホテルに泊まる機会なんて無いので楽しみです。

以前、短期間(2週間ぐらい)ですがホテル暮らしをしたことがあったのですが、中々便利でした。

前回の引っ越し(2019年)の時、候補として「賃貸物件を借りずにホテル暮らし」という選択肢も考えていたものの躊躇してしまったのですが、今回の移住(実家移住)以降は、仮に一定期間東京に居る必要があるケースや、不定期に起こる放浪欲求が出てきたら一時的にホテル暮らしをしようと思っているところです。

【荷物】

少なければ少ないほど良いです。

  • PC、スマホ、充電器、nano key(耳コピ作業用)、イヤホン
  • 夏場: ハーフパンツ2着、Tシャツ3着、下着+靴下3セット、2日に1回ランドリー利用でローテーション
  • 冬場: 上記に加えて防寒着1着、上着2着、長ズボン2着(室内は通年夏仕様)

最大の荷物は着替えです。

上記はランドリーを2日に1回程度利用する想定の装備です。

3泊〜5泊用のキャリーバックで割と余裕をもって持っていけます。

夏場の着替えは2セットぐらい持っていても大丈夫なので、2セットあればランドリー頻度を4日に1回程度に節約できます。

【ホテル】

マンスリーホテルという2週間以上の連泊専用のサイトで調べたところ、都内だと最安値¥1,400/日ぐらいのところがあるようです。

安すぎると不安しかないw

極端に安い所は二段ベッドやカプセルホテルみたいなところのようです。そういう所でもワークスペースは別途あるっぽいので普通の仕事は大丈夫そうですが...

現在の東京の住まいの1日あたりの費用を試算して、それを目安にしてみます。

  • 賃料: ¥83,300/月 2年更新で更新料は賃料と同額 = 平均¥2,853/日
  • 電気・ガス・水道: だいたい¥10,000/月 = ¥329/日
  • インターネット: ¥3,500/月 = ¥116/日

合計: ¥3,298/日(¥98,940/月)

許容できるサービス支出を¥500/日前後と考えると、¥3,500/日〜¥4,000/日ぐらいが妥当な支出ラインかな。

それぐらいの予算だと上野あたりに良い感じの所(普通の個室のビジネスホテル)がありました。

¥4,000/日ぐらい出せば浅草あたりでかなりグレードが高そうな所に住めそうです。

かなり割安感があります。(2022.06.09時点)

今の所、コロナ影響がかなり残っているので、今後は旅行需要が回復すると思われることに加え、円安の影響でコロナ以前以上にインバウンドが増加するかもしれないので、近い将来ハネ上がるかもしれませんが。

ちなみに、¥10,000/日(¥30万/月)ぐらい出せる程度の余裕があれば、三井不動産がやっているサブ住むというサービスでタワマン(三井ガーデンホテルなど)に住むこともできます。(名古屋なら¥8,000/日、広島なら¥4,500/日)

年収¥400万のサラリーマンだと¥30万/月の賃貸物件は基本的に審査で落ちます。

賃貸は目安として家賃×36以上の額面年収が必要なので、¥30万/月の物件に住む場合、¥1,080万以上の額面年収が必要です。なお、x36は飽くまでも最低ラインで、仮に私が大家ならx36ギリギリとかなら落とします...例えば、額面年収360万円の人に家賃10万の物件を貸すのはリスキーな気がするので。(不動産投資はしたことがないので単なる想像ですが)

また、職業によっては年収¥2,000万以上あっても審査落ちすることがあります。審査で落ちるのは主に投資家や非上場企業の経営者など。(この辺は不動産所有者の気分次第だと思われるので一概には言えませんが)

もちろん、買う分には(お金さえあれば)全く問題ありません。

つまり、高級タワマンに賃貸で住めるのは世帯年収約¥1,000万以上の小金持ち(?)なサラリーマンに限られ、投資家や経営者にとっては富裕層でもタワマンは逆に高嶺の花かもしれません。

富裕層ならキャッシュ一括でポンと買えば良いかもしれませんが、タワマンは管理費や修繕積立金などの固定費が高いので、仮に私が富裕層だったとしても買う気が起きないと思います。私は富裕層ではないから知らんけど。(長期スパンで見ると半世紀前のリゾートマンションと同じような危険な香りがする...)

ですが、ホテルなら最小限のお金で借りることができ、しかも掃除などをしてくれるハウスメイドもついてくるので、明らかにコスパが良いです。しかも、日本のホテルならチップも不要です。

そもそも、タワマン生活なんて1ヶ月も住めばすぐに飽きるというか、実際に住んでみると不便なところも多いと思います。今私が住んでいる東京のアパートはタワマンではない(13F建の4F)ですが、それぐらいの規模感の物件でも外に出るのが面倒臭いので...買う前にホテルの長期ステイでテストしてみると良いかと思います。

【食事】

ホテルだと基本自炊が難しいので、スーパー惣菜、外食、ルームサービス、UberEats、出前館などになるため割高です。

都心にはほぼスーパーが無い(全然無いこともないけどあっても足立区のような割安感はない)ので、敢えて都心を外した方が生活コスト面で若干割安だと思われます。

ガッツリ自炊したい場合は、airbnbでコンドミニアムを借りた方が良いかもしれません。

【お家のサブスク】

ADDressというサブスクなら、月額¥44,000(平均日額¥1,447)で全国210箇所のコンドミニアム(一軒家?)に住むことができるようです。

同じ拠点での連泊は最大1週間という縛りがあるらしいですが、逆に言えば毎週移住できるので、旅行好きには良いサービスかもしれません。

個人的にサブスクは嫌いだからやりませんが。

サブスクは会員の休眠率が高ければ利益率が上がるから安い価格設定が可能なビジネスモデルなので、運営サイドにはユーザーのアクティブ率を上げようとするインセンティブが低いからサービス品質が悪くなりやすい構造上の欠点があると思っています。(このサービスがそうなのかは、やったことが無いから分かりませんが、飽くまでもサブスクビジネスの一般論として。サブスクがビジネスとして上手くいくのは基本C2Cじゃないかなと)

2022年6月7日火曜日

平安のエイリアン

 東方VGSで平安のエイリアンを配信しました。

感情の摩天楼が過去一大変でしたが、これは別軸で大変でしたw

並行して移住準備とか。

移住の方は8月ぐらいをターゲットに粛々と進めていて、今は Bookoff Online で売れる本、CD、ゲームを一通り投げ売りしましたが、東方Projectの原作はキープしておきました。東方ProjectもSteamで並行販売しているようなので、今後は基本Steamで買うと思います。

移住ネタはまた別の機会に書くとして、音楽の方も中々通常の理論では解釈し難いスケールで取っ掛かりは苦労しました。

基本的にはピンクレディーのUFOのイントロで使われていた半音階進行が全体の骨格のような形になっていて、あとは雰囲気が異なるピアノのカデンツァのディレイが特徴的です。

ディレイの表現は、ベロシティコントロールとセットで演奏することでより鮮明になりますが、敢えてベロシティコントロールはせず(固定ベロシティで)音価コントロールのみで再現してみたので、原曲とはまた違った雰囲気で聴こえるかもしれません。Twittterでチェンバロ的な奏法といっていたのがそれです。

いよいよ守矢三部作も大詰めです。

あと3曲。

もう長い曲は残っていないし簡単だろうと思いきや、タイトルとエンディングは耳コピしている人が少なく、参考にできる楽譜やピアノロールが出回っていないので割と大変です。スタッフロールはほぼ感情の摩天楼なので、ある意味ボーナスステージですが。

星蓮船の次は順序通りなら非想天則(12.3)ですが、⑨周年ということで妖精大戦争(12.8)を今の所予定してます。

ちなみに東方VGSでは今のところ整数ナンバリングだけで実数ナンバリングをスキップしているので、実数ナンバリングのタイトルを扱うのは初...緋想天や非想天則は私が格ゲーはスト2'でほぼ卒業して以降遊んだことがないという事情もありますが、音楽に黄昏フロンティアさんの著作物も入っていた筈なので、二次創作の取り扱いが本家と微妙に異なるかも(※まだ現物を持っていなくてreadmeとかを読んだ訳ではないので詳細は未確認)...ということで避けてます。問題無さそうならその内取り扱うかもしれませんが、格ゲーの面白さをスト2で飽きてしまった私が理解するのが何よりも難しい。(PvP軸で格ゲーが面白いのは分かるのですが、PvEが面白くないからボッチには難しくて、PvE前提のゲームデザインのSTGが好きなんだろうなぁ...と自己分析してます)

※文花帖、ダブルスポイラー、妖精大戦争の曲は全部ZUNさんなので多分整数ナンバリングと同じガイドラインで問題ないだろうという想定です。


2022年6月4日土曜日

移住準備中

以前(2020.09)「リモートワークが定着したら移住しようかな」的な記事を書きましたが、ようやく移住準備を進め始めました。

移住先は静岡ですが、そんなに広くはないので色々と断捨離中です。

CD、本、ゲームなどのレガシーメディアは全部 Bookoff Online で処分しました。まだ査定中ですが多分二束三文にしかならない想定です。(メルカリとかで頑張れば結構な金額になるかもしれませんが、小銭を稼ぐことよりも手間の少なさを優先しました)

とはいえ、最低限度の閾値はあるので、試しに1箱だけ送ってみたところ5,000円ぐらいになりました。CDが思っていたよりもかなり高く売れました。(本は1点平均195円、CDは1点平均833円)

ちなみにCDはクラシックで最初の1箱では3点だけ送ってみました。

クラシックは流行があまり関係無く物理媒体のニーズも高いから買取単価が高かったりするのだろうか?処分予定の音楽CDがあと300点ぐらいあるので、平均通りなら25万円...ということは流石に無いと思いますが、目標ラインは1箱1,000円ぐらいだったので、これぐらいなら合格ラインということで残り(あと4箱分)の発送手続き中...(2〜3万ぐらいで売れると良いな)

これでダンボール5箱分ぐらいクリアできました。

前回引越し時はトータル12箱だったのであと7箱...

前回引越し時の記事から引用:

これでも色々捨てまくったのですが、前回引越し後に全部売り払おうと思っていたCDや紙の本が、面倒くさくて処分できずに残ってしまったことが敗因か。CDや紙の本なんてもう聴いたり見たりしないので、次こそはちゃんと処分しよう・・・と、前回引越し時にも考えていた筈なので、又候歴史は繰り返すかもしれない

無事、歴史は繰り返さなかったようです。

今回はスケジュールに余裕があるので、もっと色々捨てます。

前回引っ越し(2019)から現在までの3年間で1度も使わなかったものは全部捨てます。

PCはリサイクルが面倒だから捨てるのを躊躇してましたが、足立区の場合、処分したいPCがあれば提携業者が他の小型家電(携帯電話など)と一緒に無料で引き取ってくれるらしい...

ちょうど処分したいノートPCが何台かあるので、そいつらと一緒に不要な小型家電を詰め込んでみたところ、ダンボール1箱分の密度を削れました。

あとは、各種書類や使わなくなったコード、アダプタなどでダンボール1箱ぐらいは削れる筈。

残りは5箱ぐらいか...目標は2箱以下です。

1箱はピアノの楽譜(書き込みが多すぎて売れない)で埋っているので、その他を全部纏めて1箱にすることが目標です。

引っ越しには業者のショート2tトラックを使う予定で、ショート2tのコンテナには家具込みでだいたい10箱ぐらい積めるので、10箱以下に削れればそんなに頑張って削る必要はないし、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどの大型家電は持っていかない(※引越し先に既にある)ので、何なら12箱のままでも余裕で大丈夫なのですが、引っ越しは断捨離をする絶好の機会なので、できる限り捨てたいところ。

引っ越し時期はまだ決めてませんが、8月中(夏休み)に引っ越して8月末頃に物件明け渡しぐらいのスケジュール感で検討中。

2022年5月27日金曜日

夜空のユーフォーロマンス

東方VGSで「東方星蓮船」よりEXステージのテーマ「夜空のユーフォーロマンス」を配信しました。(Pull Request

原曲はコチラ(Apple Music)

VGSでどうやって笑い声を再現しようか悩まされました。結果的に猿の鳴き声のようになった気がします。もしかするとジャングルっぽいウホウホした感じの曲もイケるかもしれません。今の所予定はないです...けもフレVGSまでお待ち下さい(大嘘)

2012年頃からスマホアプリ開発を始めた関係でメインPCがそれ以来ずっとMacなので、原作は神霊廟までしかプレイしたことが無く、輝針城以降はまだノーチェックです。(なので、輝針城以降にウホウホしている感じの曲があったらスミマセン)

神霊廟が終わる前までにはWindowsの環境も整えて一通り事前に最低でもEXクリアとHardノーコン(努力目標でLunaticノーコン)ぐらいまではチェックする予定です。曲だけならAppleMusicで全部聴けますが、やはりゲーム音楽なのでゲームもセットで聴かないと意図が汲みきれないので。(旧作は正規ルートでは金額的に入手不可能ですがえm)

曲自体はかなりシンプルな構成の曲でした。

複雑な転調やスケールも殆ど無いのでかなり採譜や耳コピがしやすく、リアル楽器でも結構演奏しやすい部類の曲かもしれません。

【曲の全体構成】

  • 構成: 3-4 A→B→A'→C(→Aへループ)
    • A: 2〜25小節(〜00:37)
    • B: 〜41小節(〜01:00)
    • A': 〜73小節(〜01:48)
    • C: 〜121小節(〜02:59)
  • テンポ: 162
  • 主調: ト短調
  • 転調:
    • A, B: ト短調
    • B: ト短調→ヘ短調(-2)→ト短調(+2)→ヘ短調(-2)→ト短調(+2)
    • A'→C: 変ロ短調(+3)
    • C: 変ロ短調→嬰ヘ短調(-4)→変ロ短調(+4)→嬰ヘ短調(-4)...(※4小節毎に変ロ短調と嬰ヘ短調)
    • ループ後のA: ト短調(+1)


2022年5月23日月曜日

感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind

東方VGSで「東方星蓮船」より聖白蓮のテーマ「感情の摩天楼 〜 Cosmic Mind」を配信しました。(Pull Request

原曲はコチラ(Apple Music)

とても人気が高い曲です。

とても人気が高い曲なので今まで色々なアレンジを聴きましたが、東方電気笛のアレンジが一番好きです。何故笛を吹くとスクール水着になるのかは未だに不明ですが今も年1ペースで動画をアップされています。2008年頃から続いているので14周年か...スゴイなぁ。ちなみに東方電気笛はこんな感じで作っているらしいです。私は絵は全然描けないので音楽パート以外の解説はまるで宇宙語の講義のようですw(何だかよく分からないけど物凄く大変だということは分かります)

以下、楽曲の解説です。

【全体構成】

  • 4-8: A→B→A'→B'→C→D→D'→B''→(Bへループ)
  • 拍子: 基本的に4/4(※1小節だけ3/4の変則箇所があり〼)
  • テンポ: だいたい149〜163ぐらい
  • 長さ: 149小節(3分46秒ぐらい)
  • 主調: ト短調(G-Moll)
  • 転調: +3→+6→+3 の転調をしてト短調に回帰
    • A→B→A': ト短調(G-Moll)
    • A'→B'→C: 短3度上(+3)転調 = 変ロ短調(B-Moll)
    • C→D: 増4度(+6)転調 = ホ短調(E-Moll)
    • D→D'→B'': 短3度上(+3)転調 = ト短調(G-Moll)

【楽譜】

今まで楽譜のキャプチャを貼ってましたが、今回からYouTubeの方で音に合わせて楽譜をプレビューしてみる感じにしてみました。

YouTubeでの収益化は特に目指していませんが、もうちょっと再生数が回った方が良いので色々と試行錯誤してみます。

今のタイミングなら曲解説するゆっくり茶番劇とかやれば数は稼げるかもしれませんが。

2022年5月17日火曜日

投資のはなし

投資については素人ですが、2005年頃からやっていて歴が結構長く、最近の投資関連の話題について少し思う所があるので文章を書いてみます。

ここ最近、これまで米国の好景気を牽引してきたGAMA(Google, Apple, Microsoft, Amazon)に代表されるテック系銘柄の株価が軟調に見えます。GAFA?(Fは最初から虚業だと思っていたので除外)

「ITバブル崩壊の再来」みたいな記事がチラホラ目につきます。

昨年まで好調だったテック系銘柄のコア技術はインターネットで、1995年のWindows95から一般的に使われるようになったブラウザをキッカケとして広く普及したものの、2000年のITバブル(ドットコムバブル)の崩壊で一時落ち込みました。落ち込んだといってもその後すぐ(2003年頃)に持ち直していたので「過剰投資な状態が是正された」という見方も出来ます。

一旦ハジけたITバブルですが、2007年に登場したiPhoneにより市場環境が大きく変化しました。

スマートフォンの世界での出荷台数の推移:
  • 2007年 1.2億台
  • 2011年 4.7億台
  • 2015年 14.2億台(この時点で普及率でスマホがガラケーを超えた@日本)
  • 2019年 15.4億台(前年の15.6億台から初めて減少 = 普及が頭打ち)
2020年時点の人口あたりのスマートフォン普及率は、日本は老人が多いので64%と低いですが、欧米やアジアの大半の国で7割を超えていて、アフリカでも5〜6割と過半数を超えています(参考)。現在、スマートフォンが世界的に見てもコモディティ製品になったと見ることができます。

一方、パソコンの世界での出荷台数は、最初にピークアウトした2000年が1億台ぐらい(参考)、その後IT産業の隆盛とともに出荷台数が増えましたが、それでも2020年時点でも3億台ぐらいで、私がスマホに興味を持ち始めた頃(※2011年末ごろから興味を持ち始めて2012年2月頃からアプリを作り始めました)のスマホ出荷台数よりも全然少ないです。

2000年のITバブル崩壊のキッカケとなった事象はインテルの業績下方修正でしたが、それは単なるトリガーに過ぎなくて、結局のところインターネットを扱うデバイス(当時はPC)がコモディティ製品となるには複雑過ぎた(から普及しても市場が小さかった)ために起こったものと考えられます。そして、スマートフォンの登場(2007年)でそれが解消され、最近(2018年)になってようやく「ITデバイス」がコモディティ製品になりました。

総務省が出している2004年(平成16年)の情報通信白書で「ユビキタスネットワーク社会の実現に向けて云々」といったことが書かれていますが、誰もが指でスマートフォンをシュッシュッとスワイプする「ユビキタス社会」が14年越しに来たとも言えます。(当時の総務省の見立ては結構核心を突いていたと思います)
引用: ユビキタスネットワーク社会とは、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会である。
世界の過半数の人がスマホ(自分専用の情報端末)を持っているので、その前提を活かしたサービスが新たなマーケットを緩やかに創生していくと思われましたが、2020年のウイルス騒動などが起因して先食い出来る範囲での需要の先食いが発生しました。

需要の先食いが発生することで普及や進化の速度が早まる一方、ピークアウトが早まることに加え、特に先進国では行政(法)の整備が追いつかなくなるといったデメリットがあるものと思われます。

空白の30年間に何故米国はこんなに儲かっていたのかが、何となく理解できたかと思います。

最近「米国インデックス(S&P500やVTI)だけ買っておけば大丈夫!」みたいな投資勧誘をよく聞き、確かに1990年代〜2021年までの約30年間はそれで良かったのですが、次の10年、20年、30年を見据えた時、果たして同じような投資スタイルで上手くいくかは眉唾ものです。もちろん、上手くいく可能性もゼロではありません。しかし、これまでの30年間の米国の躍進はITバブルの延長線上にあったものなので、今後は2000年代から相対的に衰退を続けている自動車産業のようにIT産業も衰退していく可能性もゼロではありません。

ウィルス騒動による供給網の停滞、各種財政出動によるプライマリバランス悪化、急激な行動規制緩和による需要増加などで世界中でインフレが起きているところに、拍車をかけるように一次資源の供給が滞る各種世界情勢悪化(ウクライナ戦争や中国のロックダウン ※ウクライナは農業大国、ロシアは資源大国、中国はその両方)などが相まってファンダメンタルズが最悪な状態のところに、需要先食いの影響で前年比から微妙な決算のテック系銘柄(決して悪くは無いが良くもない)。ITバブルの時のインテルショックとは比べ物にならないレベルのトレンド変化が起こっても何ら不思議ではない状態のような気がします。

数日前にAppleが時価総額でサウディアラムコに抜かれたのも、ある意味象徴的な出来事かもしれません。

投資ポートフォリオは分散させた方がリスク回避できる可能性が高いので、米国株式インデックス一点張りというのはそれなりにリスクがあります。(その割に低リターン)

とか言いつつ米国経済の伸びしろがゼロだとも思っていないので、私も米国株式インデックスにも投資していますが、一点張りはせず、新興国株式インデックス、コモディティ・インデックス、株式指数ETF、国債ETF、日本の個別株、現金などに分散させています。国債やコモディティ商品はIG証券など取引できる証券会社が限られますが、そういうのは基本ETFで取引しておけば良いと思います。長期投資(10年以上の鬼ホールド)は各種インデックス系を中心とした投資信託、中期投資(2〜3年程度でのexit想定)はETFや個別株、良きタイミングで買い増しできるように必ず現金もプールしてます。CFD、FX、信用取引等のハイ・レバレッジ運用はしてなくて、レバレッジ1倍(現物)縛りにしてます。リーマンショックで少し痛い目を見たので。ただし、ハイレバを全くやっていない訳ではなくゲーム感覚でFX/CFDを遊ぶことならあります。お金を賭けて遊ぶことで多少金融リテラシーも上がるのでソシャゲ等に時間を浪費するよりは有意義かも?

具体的にどういう銘柄や投資信託を買っているかといった事は書きませんが、「どういう銘柄に投資しないか」についてだけ書いてみます。

まず、仮想通貨とメタバース関連(NFTを含む)の個別銘柄については意図的にポートフォリオから除外してます。これらは国家主権のひとつである通貨発行権を脅かす可能性があるため、法が正常に機能している法治国家では普及する可能性は低いと見ています。仮に普及するとすれば、先に法整備が緩い新興国で普及した結果、その新興国が先進国化する場合だと思っていて、その時は新興国株式のインデックスで小さく儲かれば良い程度の期待値で見てます。

また、VR投資が加熱していた2016年頃にはVR関連銘柄への投資も避けていました。これはシンプルにVRが当たるモノだったらバーチャルボーイはもっと普及していた筈という謎の理屈です。「FBが生理的に受け付けないからFBが手を出す分野には基本手を出さない」というもっと謎の理屈もあります。VRもメタバースもまだ未来はあるかもしれませんが、それらが結果的に当たっても後悔することがなく、大ゴケしても(インデックス経由で若干ダメージはありますが)ほぼノーダメージです。要するに「流行っているからといって好きになれない分野や企業には投資をしない」という事です。

次に、電気自動車はコモディティレベルでは普及しないと思っています。これはコア原材料の電池がボトルネックになって普及数が伸び悩むと予測してます。カーボンニュートラル?走行時は確かにクリーンかもしれませんが、その動力である電気は火力発電で作っているし、充電には時間が掛かるし、スマホと同様電池がヘタれば交換する必要もあり、更に製造工程でも大量の二酸化炭素が出ます。リチウムイオンの資源量も限られています。なので、普及するとすればシェアリングエコノミーという形だろうから、そうなると出荷台数はそんなに伸びません。というか、日本には既に電車網が結構整っていて、電車がある意味最強のEV&シェアリングエコノミーだと思っています。電気自動車だと蓄電が必須で、蓄電すればエネルギー効率が落ちるのに対し、送電線でダイレクトに電源供給できる電車の方がエネルギー効率が良い筈ですし、個人で電車と線路を持っている人は多分居ないので強制的なシェアリングエコノミーになっているので、多分EVよりも遥かにエコです。というか、本気でカーボンニュートラルを目指すならみんな自転車に乗ろうぜ!と言いたいです。EUのように輪行袋ナシで電車に自転車を乗車可能にして欲しいです。あとはガソリン、車に限らず畜産物などのCo2排出量が多い商品に対してタバコのような「悪者税」をガンガン掛ければ、EVなんかより遥かにクリーンでエコな未来になるような気がしないでもないです。運動不足も解消できて結果的に健康保険のコストも下がる副産物もあるかもしれませんし、健康的な(=働ける)老人が増えればGDPも上がるかもしれません。

かなり暴論混じりだし的外れかもしれませんが、こんな感じのことを考えながらポートフォリオを組んでいます。

合理的ではないものを作りたい

ここ最近、実機版の東方VGSの開発が忙しくて、東方VGSの曲追加が滞っています。 東方VGS(実機版)のデザインを作りながら検討中。基本レトロUIベースですがシークバーはモダンに倣おうかな…とか pic.twitter.com/YOYprlDsYD — SUZUKI PLAN (...