2023年7月6日木曜日

インド株ってどう?

最近投資に興味を持ち始めた友人から「インド株ってどう?」と聞かれたので少し調べてみました。

まずは、インドの代表的なインデクス(SENSEX)の1980〜2023の推移を年足チャートで見てみます。

【S&P BSE SENSEX の年足チャート(※Closeのみ)】

1980年の終値148.25INRが、2023年現時点で65479.05INRなので、1980年比較で約442倍という中々エグイ成長をしてます。

ただし、為替レートもかなり変動していて、1980年時点は1INRあたり約28.8191円でしたが、2023年時点は1INRあたり約1.623円と、この43年でかなりのINR安(円高)になったという点にも注目する必要がありそうです。

【為替レート(INR/JPY)の年足チャート】

そこで、為替レートを加味した円換算のSENSEXチャートを見てみます。

【S&P BSE SENSEX × INR/JPY】

1980年の終値が約4,272円、2023年現時点は約106,273円なので、1980年比較で約24.87倍ということになります。

つまり、1980年時点で100万円分買い43年間ホールドし続ければ2023年時点で2487万円というパフォーマンスだったようです。

年率に換算すると7.7%程度ですね。(※100万円を年率7.7%複利で43年寝かせた場合、約2428万円になります)

インドは、1980年以降世界のGDP成長率を大幅に上回っていた背景があることもそれだけ伸びた一因かもしれません。ただし、GDP成長率は2016年頃をピークに鈍化傾向にあるようなので、今後も同程度のパフォーマンスを期待できるかは分かりませんが。

貿易実績で見ると、2022年は実績は

  • 輸出 = 405,059百万ドル
  • 輸入 = 656,132百万ドル

という状態のようです。

約2510億ドル程度の貿易赤字ですね...日本円換算すると約35兆円(140円/ドル換算)と中々凄まじい。どれぐらい凄まじいのかというと、昨年、「深刻な問題だ!」と騒がれていた日本の貿易赤字額は約20兆円でした。

主な輸出品目は「石油製品、宝石類、電気機器、一般機械、化学関連製品」で主要取引先は米国、UAE、オランダ(日本は26位)。注目すべき主な輸入品目は「原油・石油製品、宝石類、電気機器、一般機械、化学関連製品」で主要取引先は中国、UAE、米国(日本は13位)とのことです。(報道などでよく聞かれるようにインドの中国依存がかなり強いことが分かります)

今後、輸出産業を伸ばせるかが重要になってきそうです。ただし、外務省のデータを見る限り9年連続で貿易赤字(輸出<輸入)なので中々厳しそうです。ですが、米AppleがiPhoneの製造を中国からインドへシフトする動きがあるらしい(参考)ので、サプライチェーンの脱中国化がインドシフトの方向で加速すれば勝機があるかもしれません。

ネットでざっくり調べられる情報はこんな感じでしょうか。

冒頭の友人の「インド株ってどう?」という問いに対して答えるなら、私は自分が普段使っている商品を出している会社など、上がっても下がっても気にせず投資できる企業のものを買うのがベターだと思っているタイプ(つまり、知っている企業の株しか買わないタイプ)なので、仮に買うとしても途上国インデクスで薄く買うぐらいの感じでしょうか。

そもそも、まだインドに行ったことすらないのでとりあえずインド旅行や滞在をして現物を見ないことには分からないという感じかな。

2023年7月4日火曜日

日経平均株価の長期推移(1954〜2023)

日経平均株価の長期推移を調べようとすると、長くてもバブル期以降の情報しか出てきませんが、高度経済成長前(1950年代)から現在(2023年6月)までの推移グラフをかなりザックリとですが作ってみました。

直近のテクニカル的な意味での山場は、

  • 1989年12月29日: 38,915円87銭(天井)
  • 2009年3月9日: 7,054円98銭(底)

の2点です。

2009年の底から4年間の謎の横ばい期間(民主党政権時代)を挟んだ後、2013年から上昇トレンドになっています。

この上昇がいつまで続くのか?という点が最大の関心事項かもしれませんが、それについては正直分かりません。

ただ事実ベースで分かることは、

  • 2013年から2023年までの過去10年間は上昇トレンドを維持している
  • 過去の上昇トレンド: 高度経済成長(1955年)〜バブル崩壊(1989年)まで(34年間)
  • 過去の下降トレンド: バブル崩壊(1989年)〜金融危機(2009年)まで(20年間)
  • 過去のトレンドはだいたい20〜30年ぐらい継続する傾向がある

ということ(つまり、過去にどうだったのか?ということ)のみです。

なので、2013年から15年間かけて(2028年ごろに)38,915円をレンジブレイク、その後15年ぐらいかけて(2043年ごろに)天井から底の差額を加算して80,000円前後に到達...というのが私の見立てでの理想形ですが、さてどうなるかな。

まぁ、未来がテクニカル通りになることは経験上あまりありませんが。

何より、直近1年ぐらいの上昇は少しペースが速いので加熱感があるので流石に調整があるかも?

2023年7月1日土曜日

ダイエット(1ヶ月経過時点の状況)

ダイエット開始から丸1ヶ月経過したので、経過状況を分析してみます。

まずは、体重の推移状況がコチラ

現状維持ですね。

体重(kg)だと少し分かりにくいので、ここ一ヶ月の日々の体重数値を偏差値にしてグラフ化してみます。

トレンドラインとしては順調に下降傾向にあるようです。

また、月初時点から日々の平均値を求め、日々の体重からその平均値を減算して平均変化ポイントを求めてみたところ、月末は月初時点から 約-1.2 ポイントの減少となりました。(つまり、月間1.2kgの減量をしたことになります)

なお、序盤で少し減少角度が急だったので、体重を減らしすぎないように適宜運動量や食事量を増やしたり減らしたりして調整しています。

ダイエットというと、一般的に体重を減らすことにフォーカスしがちですが、闇雲に体重を減らせば良い訳ではありません。

実際、筋肉量を増やしつつ脂肪を落とした場合、体重が増えることもあり、逆に筋肉量を落としつつ脂肪を増やした場合、体重が減ることもあります。(この場合は、体重が増えた方が一般的には健康だと思われます)

私の場合、1年間で+6kg太ってしまったので、今年も同じように単調増加するとマズイのでそれを防ぐことがダイエットの狙いです。

ただ、1ヶ月で一気に6kg落とそうとしている訳ではなく、月平均-0.5ポイントづつ落としていき1年間で6kg落とす予定なので、先月は予定よりも少し頑張りすぎてしまった感じでしょうか。

ちなみに、日々の運動量(基礎代謝を除くワークアウトでの消費kcal)はこんな感じでした。(これはダイエットで増やしたりしていないので概ね前月と変わらないぐらい)



合理的ではないものを作りたい

ここ最近、実機版の東方VGSの開発が忙しくて、東方VGSの曲追加が滞っています。 東方VGS(実機版)のデザインを作りながら検討中。基本レトロUIベースですがシークバーはモダンに倣おうかな…とか pic.twitter.com/YOYprlDsYD — SUZUKI PLAN (...