SHOT04 - NOKOGI Riderで使っている曲の解説などを少々入れておきます。
SHOT04 - NOKOGI Riderとは、昨日公開したAndroid用のゲームです。(コチラを参照)
以下、順不同で。
Stage 2
ピストンコラージュ(ピスコラ)を手に入れて最初に作った曲です。
洞窟物語をちょうどクリア後にピスコラの存在を知り、そして作った曲なのでダンジョン風に。
形式は、オーソドックスな3部構成。
Intro -> Aパート -> Bパート -> Cパート -> Intro(loop)
Cパートのフレーズが結構気に入ったので、それを他の楽曲でも色々使ってます。
ピスコラの曲投稿サイトに、この曲の原曲(ピスコラ版)を投稿したところ、「80年代の戦隊ヒーローモノみたい」という感想を頂いたのがキッカケで、SHOT04のタイトルを「戦隊ヒーローモノっぽく」という訳で、「NOKOGI Rider」にしました。
なので、実質、Stage 2の音楽が、SHOT04のメインテーマになります。
Stage 2の音楽は、無料のライト版でも「CONFIGURATION」→「MUSIC ROOM」で聴けるので、Androidをお持ちの方は是非、聴いてみてください。(確かに、戦隊ヒーローモノっぽい曲です。私としてはダンジョンのBGMとして作った曲でしたが)
Boss 1
ARPGのボス風の曲が欲しくて作った曲。
ボスの曲で真っ先に思い浮かんだのが英雄伝説Ⅱ(Falcom)のストッパー。
イントロがどことなくそんな感じに聞こえなくも無いです。
形式は、2部構成。
間に音楽理論を色々と無視した即興フレーズを入れてるから3部構成っぽいですが。
Intro -> Aパート -> 即興(R.Organ) -> Bパート -> Aパート(loop)
私の曲の場合、構成の場合は基本的に2つに細分できる形式です。(AならA->A')
2つに細分できなパートは基本的に即興か間奏のどちらかです。(※一般論ではないです)
即興の主旋律でBパートと繋がる部分で、間違ってFのところをF#にしたのですが、即興という事でそのまま。
ただ、このF#が良い味を出している気がしないでもないです。
Stage 1 - SHOT03 arrange
ARPGのお城ステージ的なところ意識して作った曲。
お城といえばソーサリアン(Falcom)の「消えた王様の杖」しかないので、Bパートにそのベースパタンを流用。
Intro -> Aパート -> 間奏(SHOT03の4面) -> Bパート -> Intro(loop)
この曲のAパートの対位法旋律がかなり上手く作れました。
理論を踏まずに作っているので、上手くできることはある意味奇跡です。
「適当に旋律を重ねてみたら上手くいった」という感じ。
殆ど手癖だけで作曲をしています。
Boss 2
Stage 2のアレンジです。
ARPG用に作った曲でした。
Boss 1だとちょっと強そうな感じだったので、もっと弱い感じのボスの曲が欲しくて作曲。
ちょうどこの頃、東方怪綺談の「the Grimoire of Alice」を耳コピーしていて、半音階移調で同じテーマひたすら鳴らし続ける作曲方法が面白そうだと思い、構成を拝借。
なので、1部構成です。
Aパート(A->A'->A''->A(loop))
「the Grimoire of Alice」との構成上の違いは、間奏が無いところぐらい。
和声の変化パタンはだいたい同じ。
Boss 2を聞いて『これって「the Grimoire of Alice」のパクリじゃん』と気づけた人は鋭い。
これも一種の二次創作ということで、お願いします。
Stage 3
ARPG用に時計塔のようなステージの曲が欲しくて作曲した曲です。
FalcomのARPG全般で、時計塔が佳境というイメージが強い。
若干自由なソナタ形式っぽい形式。
A(提示) -> B(展開) → A2(再現) → C(終結) → A(loop)
Stage 5
ARPGのラストダンジョンにする予定だった曲です。
Stage 3と共通のモチーフ(ARPGのメインテーマ)を使ってます。
コチラもかなり自由なソナタ形式っぽい形式。
A(提示) -> B(展開) → A2(再現) → C(間奏) → B2(展開2) → D(終結:A+B展開) -> A(loop)
Boss 3
ARPGの強敵っぽいボスキャラ用の曲。
強いイメージの曲を作るのに有効なのは、コナミのドラキュラのような音階を入れること。
それだけで、妙な臨場感がでます。
モチーフ自体はStage 2から流用。
Intro -> Aパート -> 間奏(Stage 2) -> Bパート -> Intro(loop)
Stage 4
この曲が実質、一番最近作った曲です。
正式なタイトルは、「その箱を開けてはならない」。
私の曲にしては珍しく、正式なタイトルのある曲です。
というのも、ピスコラの曲投稿サイトで作曲コンテストがあると聞き、それに参加するために作曲したので。
コンテストに参加する場合、曲にはタイトルが必要なようだったのでつけました。
結果は入選ならず。
コンテストのテーマは「箱」・・・エロいですね。
ちなみに、単に「箱」というと、英語圏では女性器を意味するスラングになります。
なので、「けしからん」という訳で「開けてはならない」というタイトルにしました。
結局のところ「開けてしまう」→「開けなければならない」という意味を示唆するサイドストーリーを添えておいたので、実はかなり官能的。猛々しく古風な日本のお父さんが、隠れてコッソリとエロ本を読むような微笑ましい場面を想像して創造。
そこまで読み取れた人は、採点者&主催者サイドには居なかったかもしれませんが。
「カッコイイ曲ですね」といった感想が大半。
まさか、サ○エさんのN平さんだとは誰も思うまい・・・
・・・という作曲者の性格の悪さのようなものが見えたり、見えなかったり。
そういった意味で、この曲は本質的に私という人間性そのものを現している曲かもしれません。
形式は、私としてはまともな普通のソナタ形式に近い感じ。
Aパート -> 間奏 -> Bパート -> Aパートの展開 -> Bパートの展開 -> Cパート(展開の纏め)
※本当は、Cパートの後、Aパートの再現部を鳴らして終結部になるソナタ形式の曲ですが、ループ用に再現せずにダイレクトにAパートに戻りループ。
Ending + Clear
これらは、SHOT03のEndingとClearをそのままVGSへ移植しただけ。
使いまわしは基本。
2012年8月27日月曜日
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