Web3の話しを聞く都度「それってどんなwinny?」となってしまうのですが、単なるバズワードなので真面目に考えるだけ無駄かなと思いつつ、かなりざっくり要約すると、
- Web1.0は単方向メディア(ホームページ、テレビ、ラジオ、新聞など)
- Web 2.0は双方向メディア(検索、広告、ブログ、SNSなど)
- Web 3は分散管理台帳(ブロックチェーン)により個々の端末でデータを分散管理できる機能
ということのようです。
Web2.0も当時は単なるバズワードだったので、Web3もWeb2.0と同じくカネのなる木になるかもしれません...が、正直今ひとつピンときません。
メディア(情報媒体)or 機能でレイヤーが違うような気もするので。
ですが、
- Web1.0 = 独裁主義
- Web2.0 = 民主主義
- Web3 = 個人主義(自由主義)
という文脈で見ると「なるほど?」となります。
プラトンの著書(国家)に『民主政が善とするのは自由だが、過度に自由を求めると結果的に独裁制に陥る』みたいな話しがあったと思います。かなり昔に読んだ記憶なのでうろ覚えですが、民主政で過度に自由がはびこる → 民衆に統治を疎む傾向が現れる → 反統治の民衆指導者が独裁者になる といった話しだったと思います。
つまり、Web2.0という名の情報の民主化が飽和しつつあって、その傾向のシグナルとしてWeb3というバズワードが注目されている状態だと現状を読み解くと、最適な次の一手が見えてくるかもしれません。
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