良質なモノ作りをするコツは「思い立ったら即行動」です。
まずは、Windows版を修正。
Windows版のInvaderBlockV2を構成するファイルは次のようになりました。
ファイル構成
- IBLOCK.EXE: Windows版VG-Engineを組み込んだInvaderBlockV2実行モジュール
- ROMDATA.BIN: 画像データ(独自形式)+音声データ(独自形式)
- LOG.TXT: 実行ごとにラップラウンドするログファイル(RAM-DATA)
- SCORE.DAT: ハイスコア情報を保持するファイル(RAM-DATA)
これで、Android版のJavaコードもスッキリと書けます。
ROMDATA.BINというのがファイルを纏めたヤツです。
.BINというのは独自形式。
これは、昔作ったシューティングゲーム(SHOT03)で採用した方式です。
ソースコードは99%そのまま流用できました。
ちなみに、.BINファイルに圧縮されている画像データ&音声データも独自形式。
独自形式ばかりだから、ハッカーが解析するのが面倒かも。
一応、簡単な独自処理の暗号化処理をやっているので。
面倒なアルゴリズムは使っていないので、見る人が見れば、すぐに解読できますが。全世界向けに公開するゲームとなると、面倒なアルゴリズムを使うと、実装以上に面倒なことにもなりかねませんし。
なお、全て独自形式にしておけば、プラットフォーム間の移行性が高くなります。
もちろん、独自形式のレコード仕様の設計方式次第ですが。
「設計方式」というと大層なモノに聞こえますが、ポイントは、
- エンディアンの考慮
- バウンダリ調整の考慮
その二点さえ抑えておけば、プラットフォーム間でのデータ互換性は概ね保たれます。