2015年6月21日日曜日

vgs2playで東方VGSのmmlデータを再生しよう

VGSに関するTIPSネタです。

つい先ほど、Mac版 と Linux版 の VGS に、ターミナル(端末エミュレータ)上でBGMファイルを再生する vgs2play という CLI を追加してみました。

そこで、それを使って東方VGSのリポジトリ上に登録されているMMLファイルを再生するまでの手順(最低限のもの)を解説します。

文書で説明するのが面倒なので、シェルスクリプトで。
#!/bin/sh
# VGSのセットアップ
cd ~/
git clone https://github.com/suzukiplan/vgs2.git vgs2
cd vgs2/bin_src
make
export VGS2_HOME=~/vgs2
export PATH=$PATH:$VGS2_HOME/bin
# 次回起動時に環境変数の設定を省略するための手順
echo "export VGS2_HOME=~/vgs2" >> ~/.bash_profile
echo "export PATH=$PATH:$VGS2_HOME/bin" >> ~/.bash_profile
# 東方VGSのリポジトリを取得
cd ~/
git clone https://github.com/suzukiplan/Touhou-VGS-MML-data.git tohovgs
# 上記までの手順は1回だけやればOK
# 以降、最新版への更新は以下の手順でできます
# [VGS本体の更新] cd ~/vgs2 && git pull
# [東方VGSの更新] cd ~/tohovgs && git pull
# 適当なMMLをコンパイル&再生してみる
cd tohovgs/data
vgs2mml bslot059.mml BSLOT059.BGM
vgs2play BSLOT059.BGM
view raw playsample.sh hosted with ❤ by GitHub

上記の内容をターミナルで実行すれば、(うまくいけば)蓬莱伝説が鳴り始める筈です。
単純にコピペしたシェルを作って chmod +x してから実行するだけでもうまくいく筈。

どのmmlファイルがどの曲に対応しているかは、東方VGSのリポジトリの README.md を確認してください。(下の方に対応リストが載っています)

ちなみに、Macの場合、ターミナル(端末エミュレータ)は、 Finder を起動して左タブから「アプリケーション」を選び、右タブから「ユーティリティ」をクリックすれば出てきます。よくWindowsから移行した人(でUNIX経験がある人)から聞かれます。(Macを使う人でターミナルを使わない人が居るか疑わしいので、リンゴマークから起動できれば良いのに、なぜ隠しているのか謎)

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