2012年9月23日日曜日

Burning Dragon Plus

懐かしい動画を発見しました。

上記動画のゲームは、BurningDragonPlusというPC-98用のSTGです。
恐らく、私が一番最初にハマッたSTG。(たしか、TAKERUで購入してやってました)
ずっと動画を探していたのですが、去年ぐらいにYouTubeにアップされてたようです。
涙が出そうなぐらい懐かしい。

やっぱり、今見ると若干ショボイ。
でも、80286クラスのPC-98だと、これでもかなり凄いですが。
まず、背景があるのが凄い。

東方(旧作)とかにも背景はありますが、スペックが大分違います。
たぶん、東方が出始めた頃は既に98末期の頃だった筈だから、EGCとかもガリガリ使っていたでしょうし。

拙作のNOKOGI-Riderは、少なからずこのゲームの影響を受けている筈。
ゲームの内容自体、ほぼ完全に忘れていましたが、何となく似ている部分がチラホラあります。
インプリンティングみたいなものです。

ちなみに、BurningDragonPlusの一般的な評価は、「雷電のパクリ」という感じのものが大半。
BurningDragonPlusが雷電の二次創作で、NOKOGI-RiderがBurningDragonPlusの二次創作だから、NOKOGI-Riderは雷電の三次創作ってことになるのかな?



Melonbooks DL

2012年9月22日土曜日

体験版=Lite版

メロンブックスの場合、製品版の販売ページで体験版をアップすることができるようです。
なので、NOKOGI-RiderのLite版を体験版としてアップする手続きを取りました。

これも一種の広報活動になるのかな?
前の記事で、「もう私から率先して広報活動はしない」といった気がしますが、気にしない方向で。
「もう私から率先して広報活動はしない」というのの意図は、広告を出したりとか、そういうレベルのマーケティングはやらないということ(のつもり)です。

そういえば、先週、CNET(Upload.com)にもNOKOGI-RiderのLite版をアップする手続きを取りましたが、レビュー予定日が9/21とのことでしたが、まだアップロードされず。今回、英語版のReadmeを英語が得意な知人に頼まず、独自にやったため、解読に時間が掛かっているのかも。

あと、Windows版の製品版については、売れない想定でしたが、売れてました。
完全にノーチェックだったので、かなりビックリです。
たぶん、Windows版が売れだすのは、Android版がヒットして、製品版販売数が1000本/月を超えだしたあたりの頃だろうという想定だったので。(そんなときは果たしてくるのだろうか・・・)

ちなみに、Android版の販売開始(8月末)~昨日(9/22)までの売り上げ本数は、累計21本。
概ね、Lite版10ダウンロードにつき1本売れるか売れないか・・・というところ。
売れている地域は、日本、アメリカ、イギリス、イタリアの4ヶ国のみ。
本数でいえば日本がトップですが、購入率で見るとイギリスがかなり高い。
そういえば、iPhone版の怒首領蜂(大復活)が、イギリスで何かの賞をとったという話しを聞いたことがあるような気がするので、イギリスには弾幕STG好きな方が多いのかも。


Melonbooks DL

2012年9月18日火曜日

SHOT04-NOKOGI Rider関連のこと

SHOT04-NOKOGI Riderに関する広報活動について、私がやるべきことは一通り終わったかもしれません。
プロモーション動画作成とか、他にも色々ありそうな気がしますが。

ちなみに、Windows版の使用許諾で記載していますが、プレイ動画の配信などはご自由にどうぞ。
アレンジ音楽の作成&公開(※商業活動を含む)なども、特に問題ありません。
ご自由にどうぞ・・・むしろ、やってください。
※もちろん、製品版本体を無断配布するのはダメです。(Lite版ならご自由に再配布してくれて良いですが)
※「アレンジはやってみたいけど楽譜が無いとデキナーイ」という方は、The Pxtone Collage Collectiveで探してください。

SHOT04-NOKOGI Riderの宣伝行為になる形にしてくれれば、私から感謝をすることはあっても、文句をいうことは多分無いと思います。(心配な場合はメールでご連絡ください)

ここから先、私自身が率先して対外的な広報活動をすることは無いと思います。
私がやれるだけのことはやったので、あとは、本当に面白ければ口コミなどだけで自動的に広がってくれる筈だし、つまらなければ自動的にフェードアウトしていくだけの筈なので。後者だったとすれば、動いたところで無駄骨です。

製作中は、さっさと完成させて楽になりたい思いで一杯でしたが、こうやって完成してしまうと中々寂しいものです。(もしかすると、まだバグがあって、まだまだ楽しませてくれる可能性も無きにしも非ずですが)

次回作の方向性はノープランです。(ノリで音楽を1曲作りましたが)
しばらく、放心する作業に忙しくなります。
今はすごく眠いです。パトラッ・・・


Melonbooks DL

2012年9月17日月曜日

浮きすぎワロタ



MelonbooksDLの新作予告のページでの浮き方が中々異様でした。


良い感じです。(できれば、チルノとフランの間が良かったですが)

サムネイル画像として、ゲーム本編で使っている自機(24x24のスプライト)を3倍に引き伸ばし、無機質な幸せのブルーカラー(どうみてもクロマキー)の背景という、私らしい演出です。

これは、あくまでも演出です。
決して、手抜きではありません。(30秒で作りましたが)
意図的に浮かせる目的でやったので、計算通り。

明らかに、このページを見るであろう方々の趣味趣向には合わないと思いますが。
ただ、さきほど管理ページで閲覧数をチェックしたところ40回ぐらい参照されているようだったので、作戦は成功したことにしておきます。

ちなみに、無料のものはチェックしてません(これからチェックします)が、同日発売される音楽(チルノのやつ)のサンプル曲を聴いてみました。ライトポップス調の曲だったと思います。最近は、クラシック(J.S.Bach限定)しか聴いていないので新鮮でした。私はそういう人間なので、果たして良し悪しの区別がつくか甚だ疑問を持たざるを得ませんが、良い感じだったと思います。


Melonbooks DL

2012年9月16日日曜日

Windowsの製品版(NOKOGI Rider)

SHOT04-NOKOGI-RiderのWindows版の製品版について、流通形態をどうするかウジウジと悩んでいましたが、メロンブックスDLでダウンロード販売する方向にしました。
http://www.melonbooks.com/index.php?main_page=product_info&products_id=IT0000157766

当初、「同人ショップは、同人モノを売り出す場」なので、自分のソフトを売り出すのに抵抗がありました。
まず、私のゲームが何の同人なのかが分からなかったので。
「同人」ということは、この「何の」が無ければ成立しないものだと思っていました。
「シューティング」の同人?
「個人製作ゲーム」の同人?
そういう汎用的なカテゴリに対して同人が存在し得るのか?

・・・しかし、そもそも私は同人の定義を勘違いしていたようです。
パロディ(二次創作など)=同人というイメージでしたが、本来「同人」とは、漫画や小説といった汎用的なカテゴリに対して集う人々を指すらしいので、私のゲームは同人というカテゴリにあっても問題なさそうです。

現在、作品の登録申請中みたいです。
価格ですが、500円(税抜き)にしようか迷いましたが、1000円(税抜き)で。
本気で売る気があるなら、500円だと思います。
しかし、Windows版に関しては、幾らに設定しようが売れないと踏んでます。
それならば、ダンピング横行を防止するためにも、1000円が妥当かと思いました。

周りはパロディ主体の肌色率が高いものばかりなので、ガチガチの正統派STGを置いても、売れない筈です。
顧客のニーズに明らかに沿わないものなので。
しかし、逆に目立つから、宣伝効果はあるかもしれない・・・それだけが狙いです。


InvaderBlock2 version 2.08

長らく、アップデートをしていなかったInvaderBlock2を、久々にバージョンアップ(2.08)しました。
2.08では、ポーズ機能の実装や、非フルスクリーンモードの採用など、NOKOGI-Riderの基盤部分の仕様と合わせる形にする仕様変更をおこなっています。

私見では、NOKOGI-Riderよりも、InvaderBlock2の方が「スマホらしいゲーム」ではないかと思っています。たとえば、電車の待ち時間などの2~3分程度の暇つぶしをする場合なら、NOKOGI-Riderよりも、InvaderBlock2で遊ぶ率の方が高いです。新幹線で2時間移動する場合ならNOKOGI-Riderをやりますが。「スマホらしいゲーム」=「短時間でサクッと遊べるゲーム」というイメージ。

ちなみに、InvaderBlock2ですが、取引先の会社の課長さんに頼んで買ってもらったところ、息子さんが結構気に入ってくれたらしく、延々とやり続けていたようです。スコアランキングが埋まっていくのが楽しいとか。私も昔はそういうタイプ(スコア稼ぎゲーが好き)だったので、将来が楽しみです。

なお、Lite版はありません。
Lite版が無いから1本も売れないと思っていましたが、日本と米国のDLサイトでWindows版を無料で配る宣伝形態で宣伝してみたところ、10本弱の販売成果がありました。それでも、その半分程度は知り合いなどに買ってもらったものですが。(やはり、Androidでゲームを売るならLite版は必須です)

Android上での動作については、NOKOGI-Riderと全く同じエンジン(VGE)で作っているので、NOKOGI-Rider(Lite版を含む)が正常に動作する環境であれば、概ね正常に動作すると思います。


基本コンセプト

たぶん、SHOT04-NOKOGI Riderは、今日リリースした1.06で実質安定版になる筈。
1.06で安定してくれることを願いつつ、今回開発における基本コンセプトなどを書こうと思います。
私がAndroidのアプリ開発をやろうと思ったキッカケの源泉は、ピストンコラージュでお馴染みの開発室Pixelが新作(RockFish)をiPhone用に作っていると知ったことでした。RockFishの開発状況を綴った日記に、画面のスクリーンショットが載っていたのですが、画面の上半分がゲーム本編、下半分がコントローラという感じのもので、違和感(?)のような衝撃を受けたことが最初の印象です。

ちなみに、私は開発室Pixelの中の人(Amayaさん?)とは、全く面識が無いです。
ピスコラ関連の権利関係とバグ報告(再生中に閉じるとアプリケーションエラーになる問題のクラッシュダンプ解析結果から導きだした推測不良原因の報告)などで2回ぐらいやりとりをした程度の無面識な関係。

当時、スマホはおろかiPodTouchすら持っていなかった私は、「やはり、ボタンがないからこうなるのか?」などと思いつつ、時々更新される開発状況を観察して、「RockFishが完成したらiPodTouchを買ってやってみるか」などと思っていました。

しかし、開発は一向に進まず、幾度か「リリース延期のお知らせ」が発信されていました。

RockFishの開発状況を日記で観察する過程で、開発室PixelがiPhoneアプリの開発に乗り出したキッカケのようなことが書かれた記事を見つけました。その記事によると、ゲームを販売できる仕組みが整っていることがその動機のようです。その点については、はげしく同意です。

そこで、「これからの時代はiPhoneだね!」というノリで、Androidでスマホ市場に参入することを決意。iPhoneではなくAndroidを選択した理由は、単に私が天邪鬼な性格という理由だけではありません。
たぶん、iPhoneでやった方が売れると思います。Androidよりも市場がシッカリしているので。その反面、iPhoneだと粒の揃ったゲームが多いだろうから、無名の私の場合、Androidでやった方がウケが良い(目立つ)から有利だろう・・・と、考えました。私の場合、音楽とプログラムに関してはそこそこ自信(過信?)がありますが、絵に関しては下手なので、粒が揃ったゲーム群の中では、恐らく訴求力に欠けます。ゲームに関しては、見た目の悪さは致命的な欠陥です。仮に内容が面白くても、粒揃いのゲーム群の中では目立ちません。
しかし、Androidであれば、市場があまり整備されていないことに加え、多様な種類の端末に対応するための技術的負担が大きいから、ゲーム開発業者(個人を含む)の参入が少ないと思いました。なので、私のように見た目がマズイゲームでも、ゲームそのものの内容がシッカリしていればiPhoneよりは目立ちやすいかもしれないという、浅はかな考えで、iPhoneではなくAndroidを選択。(ついでに、私が個人的にスティーブ・ジョブズが好きではないというどうでも良い理由もあります。たぶん、私がスティーブ・ジョブズ健在の頃のAppleで働いたら、1週間でクビになる自信があります)

Androidでの開発を開始するに当たって、最初にLenovoのIdeaPadA1というAndroid2.3のタブレット端末を購入しました。そして、端末を購入してから最初にやったことは、MR(マーケティング調査)です。「実際に」どんなゲームがあり、どんなゲームが売れているかを知ることが重要です。

一番面白かったのは、Caveの怒首領蜂大復活というアーケード移植作。ただし、製品版は「未対応機種」ということで購入できなかったので、遊んだのはLite版のみです。それ以外では、Jewelや上海ライクなゲームなどのパズル系全般が面白かったです。

結構な数をプレイしてみたつもりですが、アクションゲーム(シューティングを含む)については、怒首領蜂以外のものは「操作に慣れれば面白いかもしれないけど、操作し難い」というものしか有りませんでした。更に「ソフトボタンで遊ぶタイプのゲーム」が多く、そういうゲームは操作性の悪さに拍車が掛かった印象でした。

作者コメントで、「外付けのコントローラでのプレイを推奨」というものもありましたが、それは論外だと思います。たとえば、「ドラクエ」と同レベル程度のネームバリューのあるゲームなら、「じゃぁ、コントローラを買ってプレイするか」という風になるかもしれません。しかし、仮にネームバリューがあるゲームだったとしても、スタイリッシュな携帯電話(というイメージ)のスマホ用のゲームを作る以上、本体のみでスタイリッシュに遊べるものじゃないとダメだという強い偏見が私にはあります。なので、「外付けハード推奨」は論外です。

実際に、スマホのゲームを触ってみた限りの印象から、RockFishの開発が遅延した原因の本質のようなものが見えてきました。先ほどの記事にも「できれば方向キーが欲しい」といったことが書いてありますが、操作性の悪さがその全てだろうと思います。アクションゲームは操作性が命なので。ただし、先述のように、私はAmayaさんとは全く面識が無いので、RockFishのことについては完全に私の想像です。実は、操作性の課題はクリア済みだけど、シナリオ作りとかシステム作りに膨大な時間を要していることが遅延の原因なのかもしれません。実際、洞窟物語も完成までに3年近くの歳月を要したようなので、遅筆なタイプなのは間違いないと思います。洞窟物語の成功を見る限り、ゲームを作る才能は群を抜いている筈なので、新作の完成は楽しみに待っていますが。

その点を踏まえた上で、「RockFishの開発が暗礁に乗り上げていた本質的な原因はそもそも何なのか?」とアリストテレスしてみると、「基本コンセプトの間違い」=「iPhone用に作るべきゲームではなかった」という解に行き着きました。(繰り返しですが、これはあくまでも私の想像です)

という訳で、私がAndroidでゲームを作る上での基本コンセプトは、
「ソフトボタン禁止!」
にしました。

このコンセプト+一定のゲーム開発スキルだけあれば、絶対に面白いゲームを作れる筈です。開発を始めてからは、「もしかすると、ソフトボタンがあるけど面白いゲームがあるかも」という雑念は一切考えません。どんなに良いアイディアが浮かんだとしても、それを実現するためにはソフトボタンが必要なものであれば全て却下しました。また、「ソフトボタンがあるけど面白いゲーム」が見つからないようにするため、開発開始以降、未知のゲームには手を出さないようにすることを徹底しました。

仮に、「ソフトボタンがあるけど面白いゲーム」が見つかったら、心が折れてしまいます。「心が折れる」というのは極めて重大です。ゲームを作る上で一番重要なことは、「自分のゲームは絶対に面白い」と信じぬくことです。単なる精神論(根性論?)かもしれませんが、私の経験上、その信念が崩れたとき、ゲーム開発は暗礁に乗り上げます。逆に、精神を上手くコントロールできれば、どんなにテスティングな作業でももの凄い勢いで進めることができ、技術的な要素なども鬼のような速さで習得することができます。(私の場合、絵の上手さの習得は適いませんでしたが)

若干、感じが悪いかもしれませんが、私は「儲ける」の「儲」という漢字が好きです。
「信じる者」と書いて「儲ける」です。私は、ゲーム開発をする時、「コイツを一発当てて大儲けだぜ!」ぐらいの欲望を持つようにしています。欲望が信念を支えてくれるので。しかし、欲望を達することが目的とならないように注意する必要がありますが。欲望を達することが目的となった瞬間から、魂が傷つき始めます。魂が傷つけば、魔法少女は魔女になるらしいで注意する必要があります。アニメか何かで見たことがあります。

まぁ、実際に儲かるかどうかは別問題だと思います。いくら自分が「面白いものができた!」と思っても、それが第三者に評価されるとは限らないので。私は、私が面白いと思うゲームしか作れないので、それが第三者にとって面白いかどうかについての考慮は、一切していません。「儲けたい」という欲望から、第三者の考慮を試みたつもりになることはありますが、最終的には自分本位に落ち着きます。ちなみに、 SHOT04-NOKOGI Riderをリリースしてから約3週間で20本ぐらいの売り上げがあったので、自分本位&STGというオブソリートなジャンルのゲームな割りに、結構売れたという印象です。

継続的に面白い新作を作り続ければ、実際に儲かるかもしれません。


合理的ではないものを作りたい

ここ最近、実機版の東方VGSの開発が忙しくて、東方VGSの曲追加が滞っています。 東方VGS(実機版)のデザインを作りながら検討中。基本レトロUIベースですがシークバーはモダンに倣おうかな…とか pic.twitter.com/YOYprlDsYD — SUZUKI PLAN (...