ちなみに、今「PSVR」ググって出てきた記事は...
「PSVRじゃない」 父親殴った息子を逮捕 こ
http://kyoko-np.net/2016101401.html虚構新聞ですね。
ちなみに私はイベントでオキュラスの試作品を少し触らせて貰った程度で、PSVR実機は触っていないので何とも言えません。オキュラスの試作を触った感想としては、「凄いとは思ったけど面白いゲームが作れるのか?」というもの。実際に出ているタイトルもサマーレッスン、アイマス、初音ミクなど、イマイチ触手が動かないモノ(※正確にいえば、それらが嫌いな訳ではないが、わざわざVRじゃなくて良いじゃないというモノ)しかない。
参考: PSVR 専用/対応予定ソフト一覧
http://gamefavo.com/db/psvr/soft-list/
仮に面白いゲームが世に出てきたとして、スマホゲームをポチポチやって満足している層にどうやって面白さを伝えるのだろうか。本体価格がPS4とセットで10万を超えるようなものを買わせるには、かなり大きな動機を与えなければいけないはず。
エロは甘えですが、それをアリにしても、ネタとしては良いけど欲しいとまでは思えない。これなら企画モノのDVDをツタヤで借りてくれば良いのでは?と思ってしまう。自分本位で操作できる点は新しいけど、それにしてもエロゲーで良いのではないだろうか(エロゲーは全くプレイしないので適当なことを言っているが)。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm29842806
虚構新聞でネタにされているバーチャルボーイも、ソコ(プロモーションの難しさ)がネックで売れなかったとか。でも、私はそれが原因でバーチャルボーイが売れなかった訳ではなく、単純にVRを活かした面白いゲームが作れなかったからバーチャルボーイは売れなかったのだと思っています。
PSVRは、バーチャルボーイと比べれば天と地ほどにハード性能が違います。単純なグラフィックや演算性能だけでなく、当時では無理だったインターネットを組み合わせた技術も使えます。PSVRでは、それらを活かした面白いゲームが作れる可能性があることは否定しません。
が、根本的な遊びの面白さみたいなものであれば、バーチャルボーイで実現できた筈で、単に性能が良くなっただけのPSVRでソレが解決できるのかは疑問。バーチャルボーイは生存期間が短かったから、それを探る試行期間が不足していたのかもしれません。
ゲームとしてはつまらなくても、美しいグラフィックを活かした別のエンターテイメント機器としての価値創出なら出来るかもしれませんが、そのグラフィックに関しては、まとめサイトを見ると「荒い」という意見が多い。まぁ、フレームレートを上げてる関係で、現状30〜60fps前後で見慣れているものと比較すればそうなるのも致し方ないと思いますが。
参考: 【PSVR】画質、解像度の評価、買う価値はあるのか
http://uver2468.hatenablog.com/entry/2016/10/16/014147
新しいものを作る上での試行錯誤というのは不可避です。ただ、それ(試行錯誤期間)を最初から家庭用でやるのは如何なものかと思っています。ビデオゲームが世に出てきた時と同様、最初はアーケード(機器をシェアしてプレイすることで消費者当たりの支出を下げる)、芽が出てきてから家庭用(機器を消費者毎に専有)という流れの方が成功率が高いのではないだろうかと思っています。要するに、市場形成ができていない状態でいきなりモノが売れる筈が無いのに、何故その方向で舵を切ったのかが疑問です。今のままでは、単なるガジェッター専用の玩具で終わってしまうのではないだろうか。
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