私はこれまで、自作のマップエディタ(S/MAPEDIT)を使って2Dゲームのマップを作っていました。既成品を使えば良いのかもしれませんが、色々と細かいことをやろうとすると既成品では機能不足だったりします。
自作マップエディタ S/MAPEDITの画面
(NOKOGI Rider開発当時のもの)
ただ、これを今のメイン開発環境(Mac)で動かすのは辛すぎる。wineで動かすのが手っ取り早いですが、せっかくMacで動かすなら、トラックパッドと相性の良いUIに修正したい。とはいえ、思いっきりWindows依存しまくりのS/MAPEDITをMacポーティングするのはかなりキツイ。(スクロールバーなどのMFCとかではなく全部DirectXで自前描画しているので、普通のWindowsプログラムと比べればまだ移植は簡単な方ですが)
という訳で、素直に外部ツールを使い、コンバータを作って都合の良いデータ形式に変換してあげるのが得策でしょう。
先日、少し実験的にJSでゲームを作っていた時に見つけた Tiled Map Editor というツールがかなり良い感じです。
http://www.mapeditor.org/
・任意サイズに設定可能なタイル上に16x16マップチップを配置できる。
・イベントオブジェクトとして使えるオブジェクトレイヤーがある。
・オブジェクトに任意プロパティが持たせられる。
とりあえず、最低限必要な上記の要件は満たせています。
ただし、出力データ形式が XML, JSON, JS だからVGS(C言語)では扱い難いので、独自バイナリ形式に変換するツールだけは自作する必要がありそうです。まぁ、それぐらいboostを使ってCLIで作れば一瞬で作れるので大した労力ではないですね。
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