ちなみに、チェック対象のキーワードは「東方」で、チェック対象国は日本限定です。
AppStoreでのランキングは、8月中旬ぐらいから不動の1位です。
iPhone版東方VGSのDL数は、現在200件/日ぐらいですが、DLして頂いた方の8割以上は、このキーワード「東方」の検索結果からの流入だと思います。
AppStoreの検索結果のランキングは、直近3日間ぐらいのDL数やレビュー数と、インストール率(アンインストール率の低さ)などが影響しているようです。
次に(問題の)GooglePlayですが、昨日までのランキングは52位でした。
ところが、今朝は15位になってました。
一気に37位もアップしたことになります。
GooglePlayの検索結果のランキングは、かなり長い期間(※どれぐらいかは不明)のDL数やレビュー数と、インストール率(アンインストール率の低さ)などが影響しているようです。
Android版東方VGSのランクは、公開当初(5月頃)は、だいたい80位ぐらいでした。
そこからジワジワとランクアップして、半年ぐらい掛けて52位まで登りつめました。つまり、「一日で37位のランクアップ」というのは、かなり大きな変動です。
そこで、何が起こったのかを勝手に想像してみることにしました。
まず、私が記憶している範囲で、東方VGS以外のアプリの、昨日時点のランキングと、今日時点のランキングの違いに着眼してみることにしました。
すると、ある特定の作者のアプリの検索順位が軒並み下がっている事に気付きました。
※若干ネガティブな内容なので、具体的な作者名については伏せます。
その作者さんは、プログラム的な部分を殆ど弄らず、絵だけ差し替えたような類似アプリを粗製乱造してアップデートしておられました。
また、過剰なキーワード設定をされている形跡もありました。
※例えば、ルーミアと検索するとルーミアとは無関係のその方のアプリが大量に引っ掛かったりとか。
実は、そういう行為は、GooglePlayのデベロッパープログラムポリシーの「スパムとストア掲載順位」という項目で、禁止されている行為に該当する可能性があります。
http://play.google.com/about/developer-content-policy.html より抜粋
スパムとストア掲載順位
Google Play をユーザーに快適にご利用いただける環境を維持するうえで、デベロッパーは重要な パートナーです。
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※該当しそうな項目
・(類似)コンテンツを繰り返し送信
・過度のキーワード
その作者さんのアプリのランキングが全般的にガタ落ちしたことで、相対的にランクが向上した可能性がかなり高そうです。
「ちゃんと、プログラムポリシーを守って下さいね!」ってことですね。
気を付けよう。
これとは別に、直近の指標値(DL数やレビュー数と、インストール率など)のスコアが高くなったんじゃないかな?という風な印象もあります。つまり、少しだけAppStore寄りの方向(勢いを重視する方向)へシフトしたのかも。これについては、飽くまでも私の体感的な印象で、客観的な事象を確認出来た訳ではないです。(要するに、単なるカンです)
まぁ、そもそもSEOなんて狙ってやるもんじゃないと思います。
Googleは、検索品質の向上という点にかなり気を遣う企業です。つまり、彼らは、粗製乱造されたもので検索結果が埋まる事や、キーワードと関連度の低いアプリがヒットすることを殊更嫌います。そういう検索結果を出してしまうと、「検索品質が悪い」という印象をユーザに与えることになるので。
要するに、コンテンツ作り手サイドの人間(もちろん、私を含む)は、良い品質のモノ(キーワード設定=説明文も含む)を提供することが重要だと・・・そんなの、言うまでも無く当然のことなんですがね。