2018年8月14日火曜日

GooglePlay定期購読の解約方法について

Androidでサブスクリプション(定期購読)を提供しているアプリで退会するには、
  1. Google Play ストア Google Play を開き、
  2. メニュー  メニュー 次へ [定期購入] をタップし、
  3. 解約する定期購入をタップし、
  4. [定期購入を解約] をタップして、
  5. 画面の指示に沿って操作(退会理由のアンケートに答える)
という操作をする必要があって、やや面倒くさい。
詳しくは、以下に書かれています。
https://support.google.com/googleplay/answer/7018481?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=ja

まず、「アプリ上で退会できないの?」と思うかもしれませんが、それは出来ません。
GooglePlayのライブラリが現状そういう機能を提供していないので。
ただ、これは割と正しい処置かもしれません。

GooglePlayの操作で定期購読を集中管理しているから、その方が不要な契約を整理しやすいと考えられるので。
なお、アプリからの解約は出来ませんが、アプリのサーバからの解約(cancel)なら出来ます。なので、仮にアプリに解約機能を持たせたい場合、サーバへ解約リクエストを出してサーバ側で解約処理をすることなら出来なくはなさそうです。ただし、「定期購読は基本GooglePlayで集中管理する」というスタンスからは外れるので、あまり推奨される方式ではないかも。(それが推奨される方式ならそもそもGooglePlay Billing Libraryに解約機能が入っている訳で)
とあるサブスクリプション課金を提供しているアプリのレビューでこのような意見があったのですが、
アンインストールで自動的に解約という機能はあっても良いんじゃないかと思いました。

まぁ、それをアプリに要望するのはお門違いですが。
GooglePlayが持つべき機能なので、Googleへ文句を言うべき事案だと思います。

あと詐欺云々とか言っちゃってますが、少なくとも詐欺罪は成立しないと思います。
詐欺罪とは、
1、人を欺いて財物を交付させた者
2、前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者

に適用される罪で、つまり「欺いた」証拠を立件しなければ成立しないものなので。この場合、詐欺だと言いたいのなら、契約時の各種同意事項の中に嘘が書かれていたことを立件すべきであって、私が見る限り契約の解除に関する方法は正確に明示されており、当然そこに嘘等は無かったように見受けられたから、詐欺罪は成立しない筈です。(契約者が未成年者か被保佐人で法定代理人の許可無く契約を締結したのであれば取消の余地ならあるかもしれませんが)
ただ、これは法律的な話で、実際普通の成年者でも使用許諾などを完全に理解できない人の方が多い。運用レベルでは徹底的にレベルが低い人を基準にすべきなのだが、こういう仕組みを作っているGoogleの人がそもそもレベルが高い人たちしか居ないから、上手く運用レベルで噛み合っていないのではないだろうか。(つまり、詐欺だと叫びたくなるのも分からないでもない)

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