https://developer.android.com/about/dashboards/index.html
現時点の記載内容によると、以下のような感じらしいです。
・2.2 = 0.7%
・2.3.x = 13.5%
・4.0 = 11.4%
・4.1 = 27.8%
・4.2 = 19.7%
・4.3 = 9.0%
・4.4 = 17.9%
注釈によると、「Data collected during a 7-day period ending on July 7, 2014.」とのこと。
割と新しいですね。
なお、2.2よりも古いバージョンは入っていないようです。
(収集できないらしいので)
確か、こんな感じの情報は、Developer Consoleでも確認できたんじゃないか?
と、思い確認してみたところ、若干ニュアンスが違っていました。
Developer Consoleで確認できるのは、カテゴリ別のトップ10。
アーケードカテゴリのトップ10 |
音楽&オーディオカテゴリのトップ10 |
つまり、Androidバージョンの全体的な分散傾向(Dashboardの情報)と、アプリ・カテゴリ別ダウンロードの分散傾向(Consoleの情報)という「異なる情報」です。
データ分析の基本は、「異なる情報を並べてみること」だと言われています。これが一般論なのかは定かではないですが、私が色々な分析をする時はそういう風にやっています。異なる情報を並べてみることで、新しいものが見えてくる事が稀にあるので。(「稀に」であっても新しい情報が得られることこそが重要)
という訳で並べてみました。
version | dashboard | console(arcade) | console(music) |
2.2
|
0.7%
|
2.36%
| 1.56% |
2.3.x |
13.5%
|
14.27%
| 11.77% |
4.0 |
11.4%
|
19.41%
| 12.39% |
4.1 |
27.8%
|
26.44%
| 25.93% |
4.2 |
19.7%
|
17.06%
| 15.82% |
4.3 |
9.0%
|
6.55%
| 10.05% |
4.4 |
17.9%
|
11.54%
| 21.56% |
どうでしょうか。
何か見えてきたでしょうか。
だいたい似たような感じに分散する筈です。
しかし、突出した違いがある部分には「何か」があるはずです。
一番目につくのは、4.0(ICS)と4.4(KitKat)。
ICSは、DashboardとMusicは似たような傾向(10%ぐらい)なのに、ゲーム(アーケード)では突出して高い(20%ぐらい)です。
つまり、ゲームをやる層の人々は、4.0(ICS)に固まっているようです。
# 差異は小さいですが、2.3.x(Gingerbread)でも同様にゲーム(アーケード)だけが高い。
逆に4.4(KitKat)だとゲーム(アーケード)が突出して低い。
Android使いの新しい者好きはゲームが嫌い?
実はそうでもなく、4.1~4.3の頃にOSが重くなり過ぎて、ゲームをやる&新しい物好きな方がかなり、iOSの方へ流れてしまったのではないかと推測しています。
実際、私が身をもってそう感じたので。
ICSの頃まではAndroidでもゲームが普通に遊べたのですが、4.1以降では、ゲームが遊べたものではなかったので、ゲーム=iPod touch、ガジェット=Androidという具合に綺麗に使い分けるようになりました。(ソーシャルゲームをやるときは、いちいちテザリングしないといけないから面倒ですが)
KitKatでOSのダイエットが図られましたが、それでも4.1~4.3の3レビジョンもの間、「重い問題」が放置されたことで、「Android=ゲーム向きではない」という認識が定着してしまったのではないかと推測しています。(いや、実際放置されていた訳ではないでしょうけど)
特に新しいものは見えてこなかったな。
まぁ、そんなもんです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。