ウォークマン(Zシリーズ)で、SHOT04(NokogiRider)をデバッグしていて機種依存の盲点をひとつ発見。
SHOT04の場合、SDカード(/mnt/sdcard)の下に専用のディレクトリを掘って、そこにプレイデータ(スコアとか)やリプレイデータを保存する仕様にしていたのですが、Zシリーズの場合、/mnt/sdcardにアクセス権限が無いようでした。
確かに、Androidの仕様として、/mnt/sdcardの有無は機種依存に成り得ます。
Androidの仕様として、アプリケーションが(ストレージパーミッションで)読み書きが保障されているのは、基本的に
標準のアプリケーションディレクトリ(/data/data/パッケージ名) 配下のみのようです。
という訳で、/mnt/sdcardにアクセス権限が無い場合、標準のアプリケーションディレクトリ(/data/data/パッケージ名)にデータファイルを保存する仕様にしておきました。
なお、/mnt/sdcardにアクセス権限がある場合は、SDカードに保存するようにします。
一般的にSDカードの方が空き領域が大きいので、標準のアプリケーションディレクトリに配置するデータは可能な限り小さくする方が、ユーザにとって親切だと思うし、リプレイデータとかを独自にバックアップしたりするのも楽なので。(/data/dataディレクトリの場合、パス決めウチで打たないとファイルへアクセスできないという...)
これは、InvaderBlock2も同じ仕様にしておく必要がありそうです。
まぁ、このバグに気付けただけでも、Zシリーズを購入した甲斐がありました。
Zシリーズ設備投資分のペイバックは無いでしょうけど。
しかし、Androidの機種依存には困ったものです。
SHOT04は、かなりその辺を柔軟に作ってましたが、それでもこういう手落ちは出てくる・・・
追記(8/4):
Xアプリで、音楽データを転送したら/mnt/sdcardに書き込み権限ができたっぽい?
とりあえず、SHOT04は、/mnt/sdcardに書き込み権限があれば、/mnt/sdcardにデータ保存して、なければ/data/dataにデータ保存する仕様にしておきます。
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